Special Column 特集コラム

穀物を食べるということ Special Column

玄米・雑穀食が推進されている中、その本質と正しい食べ方について考えてみました。

>Vol.9 万が一に備え、主食である穀物を蓄えよう(2009.11)

 さて有史以来、天変地異、気候変動、他民族の侵略などの政治的な理由でこの穀物が食べられないとき、人類はさらに獲得した知恵で、乳糖不耐症を克服して乳製品を摂食し、生肉を食し、ある時にはデンプンを植物の地下茎や芋類や草の根で得てきました。人類の歴史はほとんどが「飢餓との戦い」だったのです。
 しかし、現在は飽食の時代と呼ばれ、ヒトは冬眠前の熊が本能に任せて食べ置きをするかのように、脂肪を体内に貯蔵します。目先の美食に酔い、肥満に代表される生活習慣病への道を辿るのです。ヒトには冬眠すべき冬はきませんが、本当の意味での冬=飢餓の時代、食糧難の時代がきたとしたら?体内に貯蔵した脂肪は役に立ちません。

 パンデミック、食糧難、異常気象、政治的混乱…これらが絵空事ではない今、ヒトの主食は何かに立ち戻り、何を食べるべきかを考え、本当に蓄えておくべき“穀物”を考えましょう。ヒトの主食は穀物、日本人は米・雑穀。安全においしく賢く頂きましょう。

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