
おいしく食べて健康管理するための知識とレシピを、季節に合わせてご提案していきます。
>Vol.9 ココナッツミルクで作る真っ白いケーキ(2009.11)
レシピタイトルX'mas、乳製品なしのケーキはいかが November
いよいよクリスマスが近づいてきました!今年のクリスマスのごちそうは?
外食?お家ご飯?不況のせいもあって?…家族団らんが増えているらしい現状を素直に喜び、大切な肉親と手作りのテーブルを囲む聖夜となって欲しいです。
今年はどんなケーキにしようかな???
真っ白い生クリーム!エキゾチックなチョコ!それともつめた~いアイスケーキ?
18cmのスポンジには砂糖が120g、生クリームにも100g、マジパンのお飾りの半分は砂糖、とんでもない砂糖の化け物です。その上、バターと生クリーム、これらは小麦粉の持つグルテンを固まって生涯離れない約束をするらしく・・腸管において健やかな栄養吸収を阻害するものとなります。聖夜の夜に消化吸収を考え、栄養計算をするのもいやなので!発想を変えて!全く違う価値観のケーキをカロリー1/3オフでプレゼントします。
牛のミルクの変わりにココナッツのミルク!共通点は真っ白なこと!ココナッツミルクには飽和脂肪酸がたくさん含まれているので常食はおすすめしませんが、ココナッツの自然の甘みのおかげで砂糖は大幅にカットできます。素敵な聖夜にはやはり真っ白なおしゃれなケーキがたべたい!!と言う人にぴったり!
チョコでも、クリームでもアイスでも、結局はデコラティブなクリスマスケーキはダイエットを目指す人には危ない材料だらけです。カロリーばかりが高くって、そのカロリーを燃やすためのツールやサポーター、アシスタントともいえる(消化)酵素や補酵素などの代謝の触媒が含まれていません。よって、カロリーの元は使う当てもなく蓄えられるのみ。こういう高栄養食を空のエネルギー(丸元淑生先生曰わく)と呼ぶそうです。
その点ココナッツミルクには、ミネラル、とかく不足しがちなマグネシウムや亜鉛もしっかり含まれています。
美しい天使の食べものを聖夜にどうぞ!

カルシウム摂取に最適な食品を聞かれ、牛乳と答えない人はほとんどいないでしょう。しかし、昔から日本に牛乳を飲む習慣があったわけではなく、小魚、海藻、豆類などを中心にカルシウム補給をしてきたといえます。お出しをとった煮干しが丸ごと入り、大根の葉がういているおみそ汁は、それこそ栄養たっぷりな健康食だったのでしょう。近頃は煮干しの出しをとっている家庭など少数で、牛乳さえも飛び越えて、不足分はサプリメントで補うという新手の方法ももてはやされる現状です。
捨ててしまいがちな大根や蕪の葉などにはカルシウムが豊富にふくまれています。小松菜をはじめ、クレソンや青梗菜などの野菜にもおどろくほどたくさん含まれていて、皆さんが草餅の材料として春先に摘まれるよもぎにも然りです。草餅を食べる文化は香りだけではなく実質的な栄養プラスをもたらしていたわけですね。昔の日本の食卓は、超健康的でした。これらの野菜の栄養成分表を見ると、たいへん驚きます。
根本的に、穀物の摂取自体が少なくなったこと、それも精白して食べる習慣が根付いていること、大豆食品をとる機会も、前出の小魚海藻を食べる機会も激減していることなど、様々なことが影響してカルシウムなどのミネラル摂取量が不足してきています。もともと、日本の土壌に含まれるカルシウムの量が地質学上、比較的少ないことで、野菜の含有カルシウム量は他国の同じものと比べると少なくなっています。牛乳に頼りたくなる現状がこんな所にかくされているのかもしれません。

たった10gですが、その中に含まれるカルシウム分を比較してみましょう!
日本の伝統的な食事がいかに勝っているか!おどろくでしょう!但し・・・牛乳とはちがって、よもぎを1カップ=200ccを飲み干すことは出来ませんし、煮干しも出しをとるだけで捨てしまうとカルシウム量は1/100位になります。
白米のお餅に入れるよもぎ餅、捨てずに食べる煮干し入りみそ汁、庶民の味方の食べ物は、栄養計算など必要なく、過不足ない健康提案をしてきたことになります。
品名
カルシウム量(@10g)
よもぎ 葉ゆで
25g
大根 葉ゆで
18g
小松菜 葉ゆで
14g
普通牛乳
15g
煮干し
74g

牛乳の栄養は牛の赤ちゃんが育つため一番いいバランスとなっていますが、脳の容量も違い、身体の大きさも違う、食性も違う(ヒトは草食ではない)人間の子どもの成長にとって、総合的に優秀なバランス食品であるとは言えません。また、牛も成長すれば乳酸分解酵素(ラクターゼ)が無くなるので赤ちゃんの時のようにはお乳を消化できなくなり、自然と草を食べるようになります。私たち人間も同じです。ラクターゼを大人になっても持っている人は10%程であるという調査の結果があります。
ただし、北欧の人達は、食物の育ちにくい厳しい自然の中で暮らすために、手に入りやすかった乳製品で命をつないできたために、大人になってもラクターゼを失わないように6000年かけて進化したと言われています。乳牛は枯れ草を食べてお乳を出すことが出来るわけで、その恩恵に預かることができるように北欧の人たちは進化をとげてきたのです。北欧人の中では、ラクターゼを持っている人の割合は80%を超えています。
ココナッツミルクで作る真っ白いケーキ
スポンジ材料
●材料
- B.ココナッツミルク…260cc
- 果汁100%オレンジジュース(リンゴジュースでも出来ます)
…小さじ1と1/3
- リンゴ(皮を剥く)…100g
- てんさい糖(無くても美味しく出来ます)…60g
- レモン汁…50cc
○作り方
- Aを大きめのボールに入れ、泡立て棒で重曹が均一に混じるようによくかき混ぜます。
- Bはミキサーに入れてよく撹拌します。
- 1のボールの中に2を一気に入れ、ゴムべらなどでよくかき混ぜます。
混ぜ合わせると、すぐに重曹とレモン汁が反応して発泡が生じますので手早く作業しましょう。
- 3を予めオーブンシートを引き込んでおいた型に二つに分け、200度に温めたオーブンで15~20分ほど焼きます。
ホワイトミルククリーム材料
●材料
- ココナッツミルク…500g
- 米粉…75g
- てんさい糖(なくても美味しくできます)
○作り方
- ホワイトクリームの材料を片手鍋の中に入れてだまにならないように泡立て棒で良くとかき混ぜておきます。粉は様子を見ながら少しずつ入れて下さい。
- 1を中火で加熱して粘度が出てくるまで木べらでしっかりかき混ぜます。
大きなアワがフツフツと湧いてきたら火を止め、鍋底を冷水に当てて、冷やします。
仕上げ用材料
- 苺などの旬のフルーツ、又は缶詰のフルーツなど
- ハーブのお花(無農薬で食べられるもの:お願いすれば送ってくれるハーブガーデンがあります)
仕上げの仕方
- 果物は水っぽくならないよう、洗った後よく水を拭き取り、5mmほどの厚さにスライスしておきます。
- 一つのスポンジの上面にホワイトミルククリームを薄く塗り、1をきれいに並べます。
- もう一つのスポンジを載せて、全体にホワイトクリームを塗っていきます。
まんべんなく塗れたら用意した大きめのお皿に移します。
- 残りのホワイトクリームを口金を付けた絞り袋に入れて、3のケーキの端だけをデコレーションします。
- ハーブの小花をブーケ型にして上面に飾り、更に周りにもぐるりと飾って出来上がりです。
>特集記事一覧へ